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2010.02.08

ハプニング、再び。

土曜日のことである。
夕方、買い物に出かけた。

そこまでは良かったのだが、
買い物に行く途中で、歩いていると氷でスベって転倒。

まあこれは仕方ない。みんな滑ってるし、
車はスベってうまく駐車できなかったり、
駐車場から出られなくなったり。

さえてないのは、転倒だけではなかった。

工具箱を買って、工具箱を片手に自宅に到着。
時間もかからないだろうと思って、窓は換気のため、
開けっ放し、電気つけっぱなしでの外出だった。

部屋に入ろうとするも、部屋の鍵がない。
もしや、転倒のときに鍵を落としたのか?

転倒場所に見に行くが、鍵は落ちていない。
このとき、夕方の4時か5時くらい。

時計も携帯も持っておらず、所持品は財布と
工具箱を買おうとしたため、長さを測るメジャーのみ。

鍵がないと部屋に入れない。
窓を開けっぱなしとはいえ、我が家はマンションの3階。
無理がある。

大家に連絡をまず考える。
→大家がどこにいるのか、誰なのかさっぱり不明。

では、誰かに連絡を・・・
→携帯もないので連絡不可。口頭での連絡のみ。

となると、同じベルリン事務所の人に相談するしかない。
買ったばかりの工具箱を片手に電車で同僚の人のところに向かう。

あたりは薄暗くなり、冷え込んできた。
当然、気温はマイナス。

やっとの思いで同僚の人の家に到着するも不在。。。。
まあ、そのうち帰ってくるだろう。
なんとかなるか・・・

と思っていたのが甘かった。
10分ほど家の前で待っていたが、帰ってこないし、
なんせ寒い。座って待っていると、眠くなってくる。

これは、やばい。

ここからが苦痛だった。
夕方の6時くらいからだろうか。
氷点下の中、工具箱片手にとりあえず歩く。

適当にふらふら歩いて30分ごとに同僚の人が
帰ってきていないか家を見に行く。

が、いつまでたっても帰ってこない。

7時、8時、9時・・・だんだん体調が悪くなってきた。
どうしたらいいのかもわからない。

こうなってくると、冷静な判断ができなくなってくる。
ひとり、ドイツのベルリンで家がなくさまよっている。
何してんだ?なぜドイツにいるの?
一生、家がない人になってしまうのか?
窓が開いてるんだったら3階までよじ登ればいいやん。
落ちたら、死ぬかもしれないけど、そのときは仕方ないか。

たかが、家に入れないだけだが、この寒さを体験すると
死ぬのが仕方ないかで片付けられる。

不思議なもんだ。

で、結局、夜の10時前にラストチャンスで家を見に行くと、
何かうっすらと明かりがついているようにも見える。

呼び鈴を押すと、反応が。

本気でうれしかった。
その後、近所の鍵屋さんに連絡してもらい、鍵を開けてくれることに。

夜の11時ごろ、自宅に鍵屋さんが来て、
ものの5秒で鍵を開けられたときは、なんか損した気分になる。
ちなみに、鍵屋さんに鍵をあけてもらうのに深夜料金と週末料金も
あわせて100ユーロかかった。

たかだか30秒くらいの仕事で。。。

仮に300ユーロだろうが、500ユーロだろうが、
払わざるを得ない。

うーん、人の足元を見てる商売だ・・・
でも、助かった。

帰りに、鍵屋のにーちゃんの車を見送ってあげようと
していたのだが、ドイツ人は見送りの儀式が理解できないのだろう。

「何してんだ?一緒に車に乗っていきたいのか?」
「日本人は見送るというのが礼儀なんだ」
「なんだそれは?」

と日本文化を教えるも理解できないまま帰っていった。


ふう。ちょっと久しぶりに長い文章だ。。。

写真は鍵屋さんの領収書。
誰がどこの鍵を開けたのか、犯罪防止のため
パスポートなどの身分証明書の提出を求められます。


P1120929


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コメント

外国でのトラブルはキツイな・・・
泣けてくるな。

まぁ、無事で何よりや。

投稿: k139 | 2010.02.09 21:11

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